【学ぶ会】自己活性化と「等身大の自分を生きる」ということ勉強会 ―― 心の成熟と自由のための社会心理学(2020年1月25日)

  • 2020.02.06 Thursday
  • 11:57

 

自己活性化と「等身大の自分を生きる」ということ勉強会

―― 心の成熟と自由のための社会心理学―― 

 

日時 2020年1月25日(土)13:00〜15:30

参加費 2,000円+税(ハーブティー、資料代込)

場所 ウォルプタスの家(葉山町)

ナビゲーター 翁川花伊子(博士(社会学)/関係療法カウンセラー/整体セラピスト)

ご予約 yoyaku@tsukitotaiyou.net まで、,名前、△艦⇒蹐鯡正のうえ、お申込みください。

その他● 遠方の方、ご参加が難しい方向けにプラス1,500円でUSBでの受講&郵送可能です。

 

 

「自分らしく」といった言葉や「個性の尊重」といった教育方針は、日本1980年代から始まりました。

 

その前、1960年代にはアメリカから「アイデンティティ」という言葉が輸入され、社会学者・小熊英二氏によれば、当時の若者たちは自分のアイデンティティへの希求から学生運動に走った人たちも多かったといいます。

 

1980年代には自己啓発セミナーが流行し、一部はカルト化するなど、社会的なテーマともなりました。

 

しかし、「アイデンティティ」とは何なのか。「自分らしく」とは何なのか。日本で多くのアイデンティティ論がでましたが、どの著者も、結局のところ「アイデンティティがわからなくて研究していた」のです。

 

アイデンティティや自分らしさが、腑に落ちて実感できないという方が多くいらっしゃるのは当然のことともいえます。

 

日本社会は、明治期まで世間というつながりをベースにしていたので「個」についての感覚や意識は現代とはまったく異なるありようでした。夏目漱石の『こころ』は、明治期に導入された個人主義によって彼が初めて出会った自分の「自我」への衝撃を書いています。

 

ときは令和。時代を経れば、私たちは「個」という感覚や意識をしっかりもてるようになったといえるのでしょうか。

 

実は、「個」として自立し、「私らしく生きる」には、心的次元での「分離−個体化」というプロセスを経る必要があります。

 

「分離−個体化」のために、昔は、通過儀礼という社会的装置がありました。

 

しかし、現代社会では、通過儀礼という社会的装置はなくなり、私たちは自分自身でこのプロセスを経過させねばならなくなりました。

 

「分離−個体化」を経過させるには「心的な痛み」をともなうために、ここを正面から取り組めず多くの場合「躁転」が起こります。また、自傷行為を繰り返すケースもあります。

 

躁転は、字の通り、ハイになってごまかすことです。自分には「やりたいことがある」と言いながら、地道に自分でやることをせず、暗黙の力で人を使ったり巻き込んだりしてしまいます。

 

実は、その背後には、「自分になる」ことへの「不安」や「恐怖」があるのです。

 

1990年代に漫画家・岡崎京子氏が若い女性たちに熱烈な支持を受けました。岡崎京子氏の漫画で描かれた人たちの心には、この「分離−個体化」のテーマがありました。岡崎京子氏が描いた人たちには、自己価値の切り下げ・内的外的批判・依存症というものがありました。

 

今回の勉強会では、「自分の人生を等身大でいきいきと生きる」ためのヒントについて、心的次元のプロセスと、そのプロセスを経過させる際の難しさとその乗り越え方、そして豊かさ・楽しさについて、良質な精神分析・発達心理学の知見を交えて、わかりやすくお伝えいたします。

 

ご自身のことに取り組みたい方、やりたいことを実現させたい方、人生中盤に入って自分の人生を考えたい方、豊かに生きたい方、初心者の方、専門家の方のご参加をお待ちしています。

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