父とラーメン(幸せって何だろう?◆

  • 2019.04.04 Thursday
  • 23:16

 

父の作ったラーメンは、ほんとうに美味しかった。

 

サラリーマンだったので、仕事が終わって飲んで帰ってきて、それから小腹がすくと、台所に立ってラーメンを作った。

 

わたしはそのラーメンを少し分けてもらうのが、いつも楽しみだった。

 

びっくりするくらい美味しくて、わたしは、父の作ったラーメン以上に美味しいラーメンを知らない。

 

 

「定年退職したら、ラーメン屋やるんだ」

 

 

と、父はわたしに言った。

 

わたしは、「わぁ、お父さんがラーメン屋やったら、絶対に、流行るだろうな〜」と、わくわくした。

 

お父さんの手伝いをしたいと思っていた。

 

 

一緒に、夢を見た。

 

 

その夢を実現させる前に、父は、他界した。

 

記録的な暑さだった年の夏が終わる、秋分の日だった。

 

彼岸花が美しく咲き誇っていた。

 

 

 

寒い冬の日。

 

高速道路の高架下の屋台で食べたラーメン。

 

ビニルシートでできた入口からすーすーと入るすきま風が冷たくて、「寒いな」と思っていた。

 

父は、入口の前に立って、すきま風が入るのを防いでくれた。

 

「お父さん、寒くないの?」と小学生だったわたしは言った。

 

父は「うん」と言って、ラーメンを食べるわたしに「旨いべ?」と聞いた。

 

 

わたしは父と一緒に夢を見た。

 

こないだ、そのことを急に想い出した。

 

 

すっかり忘れていたあの夢は、わたしに幸せを感じさせてくれるものだった。

 

 

そしてそれは、いまも同じ。

 

 

「もう叶わない」のではなく、心と心で交流したあの夢は、いまもわたしを幸せにしてくれる。

 

幸せって何だろう?

  • 2019.04.04 Thursday
  • 14:33

 

小学生の頃の愛読書は、女の子向けのコミック漫画『りぼん』だった。

 

「ときめきトゥナイト」や「星の瞳のシルエット」から、

 

 

「異性とつきあう」とは自分のことを自動的に幸せにしてくれる「白馬の王子様」みたいな男性と出会うことだと、勘違いしてしまった

 

 

気がする。

 

 

高校生1年生のとき、初めて合コンというものをやって、そこで知り合った2歳年上の人とつきあうことになった。

 

どんな経緯でつきあうことになったのか忘れたが、お互いに、初めておつきあいした人だった。

 

当時、世の中はバブルのなごりがあったので、高校生のわたしのところへも、コギャルブームは当然のことながらやってきた。

 

異性とつきあうことは、「イケてる人」として周囲からみられたものだ。

 

私も「イケてる人」の仲間に入りたかったのだろう。

 

しかし、おつきあいを始めて、わかったことは、

 

 

「つきあう」って、いったい、何をしたらいいんだ・・・

 

 

ということだった。

 

このときの私には、さっぱりわからなかった。

 

 

参考図書だった少女マンガは、いつも、好きな男性と相思相愛になったところで、The ENDだった。

 

つ、続きが知りたいのに・・・!!!

 

 

と、何度思ったことでしょうか。

 

 

当然、おつきあいするということは、期待していたような白馬の王子様との出会いではなかったわけです。

 

 

んな、勝手な自分の妄想をやってくれる都合のいい人なんて、いるわけないんです。

 

 

いや、最初は多少演じられるかもしれませんが、疲れてきちゃうんです。

 

演技に飽きてきちゃうんです。

 

結局、素の自分が出てくるんです。

 

最悪、「あなたわたしの白馬の王子様じゃないのぉ〜!幸せにしてよ!」という、身勝手な思いまで出てしまうことがあるのです。

 

 

しかしね、当時、マンガやテレビドラマで散々刷り込まれた白馬の王子様がやってくるというシンデレラ・シンドロームは、たった1回のおつきあい経験で解き放たれるようなものではなく、その後、痛い目を何度か経験して、わたしはやっと、気づくのでありました。

 

 

あぁ、痛かった。

 

 

あ、この記事は「幸せってなんだろう」ってタイトルだった。

 

これについては、次回に続きます〜。

 

小沢健二とXjapanのこと

  • 2019.04.03 Wednesday
  • 13:47

 

好きなもののうち、小沢健二とXjapanについて書くことにしました。

 

 

小沢健二(高校生の頃から好き。なぜか、響くんだな、オザケンの曲って。何万回聴いたかわからないです…)。

 

 

小沢健二はね、『Olive』で連載していた「ドゥワッチャライク」で、私は社会学について学んだ気がしています。

 

私の社会学の最初の師匠かもしれない。

 

「こんな風に考えている人がいるんだ」とほっとしたのと、私が世の中について感じている違和感は、私だけが感じていたものではないんだという、自分への自信みたいなものを手にした。

 

高校三年生のときに、初めて小沢健二のコンサートのチケットを買って、友だちと行った武道館。

 

二階の一番前で、小沢健二と目が合うはずなんかなかろうに、友だちと「きゃー、いま、目が合った」と阿呆なことを言い合っていたなぁ。

 

それから、いつの間にか小沢健二は渡米してしまい。。。

 

2010年の春に「ひふみよ」コンサートの開催が決まったときは、小沢健二のホームページに綴られた文章を読んで、号泣してしまった。

 

 

「あのとき、憧れだった人が、いま、私と同じ世界を見ている…!!」

 

 

と、勝手に思ったのですが、妄想かもしれません。いや、妄想でしょう。

 

でも、プチ自慢ですが、「ひふみよ」コンサート以来、私は小沢健二さんと秘密の文通をしているのです(いや、これも妄想かもしれません)。

 

小沢健二さんも、オザケンのお父さまの小澤敏夫さんも、ほんとうに素晴らしい方で、成熟した人間の思いやりを感じています。

 

 

 

そして、Xjapan

 

こちらは、39歳くらいのときに、突然、響くようになりました。

 

忘れもしない、紅白歌合戦での「born to be free」を聴いた、あの日から。

 

 

わたしって、ヴィジュアル系苦手だったのに〜!!!

 

 

間違いなく、私の中の陰と陽の統合が進んだせいでしょう。

 

Toshlの『洗脳』も、素晴らしい本だった。

 

 

洗脳って、何もカルト宗教だけのものではない。

 

 

社会学者のP.バーガーによれば、家族は宗教みたいなものだと。

 

だって、生まれてからのわたしのまず最初の常識は、その選ぶことのできない家族の常識が刷り込まれるのですから。

 

宗教に逆らおうとすれば、下手すりゃ首切りされるわけです。

 

親からの自立って、そういう側面もありますわね〜。

 

いや、わたしの家族の常識は、他の家族の非常識って、謙虚さがあるならね、いいんだけど。

 

 

私とは違う他者とどう生きるか。違う他者をどうしたら尊重できるか。異なる他者をどうしたら愛せるか。

 

 

そんなことも、セラピーでは取り組んでいます。

 

自分が超変わり者だと知った日

  • 2019.04.02 Tuesday
  • 12:56

 

自分が変わり者だと知ったのは、そんな昔のことではありません。

 

40年以上生きてきて、それからやっと知った、ありのままの私。

 

 

「私って、変わり者だったんだ・・・!!!」

 

 

うすうす、知ってはいましたけどね。

 

小学校・中学校・高校と集団で行動するのとか苦手でしたし(連れションとか断固できなかった)、私はサラリーマンできないと思っていましたし、中学・高校のときの先生が言うことにいちいち「なんで?」と心の中で突っ込んでいましたし。

 

変わり者だから変わり者として、自分を表現してくればよかったのにね。

 

変わり者なのに、なるべく世間さまから受け入れられるにはどうしたらよいのかと、頭のどっかで考えて、そっちに合わせた生き方をしてきたのですね。

 

だから、社会学とか学び始めて、博士号までとってしまったんです。

 

変わり者の私が、変わり者としてどうにか生息しながらも、世間から評価を得られる職業といえば、研究者しかないような気がどこかでしたのでしょうね、きっと。

 

 

しかしですね。

 

 

わたし、それすらも蹴散らしてしまったんです…。

 

博士号とるまでに約1000万円以上かけたのですが、そのお金はドブに捨てたようなものなのでしょうか。

 

いや、お金のみならず、10年以上の歳月を費やしたのですが、わたしのあの日々は無駄だったのでしょうか。

 

「あぁ、あのまま、がんばっていれば、今頃、準教授にはなっていたろうに…。」

 

 

と、全然、後悔していません♬

 

 

自分が変わり者だと気づいたあの日から、わたしはすごく生きやすくなりました。

 

 

よかった〜、私、変わり者だったんだ♥

 

 

心底、ほっとしました。

 

変わり者なのに、世間に足並み合わせなきゃって、どっかで思っちゃってたんだ。

 

いや、社会の最低限のルールを守ることは必要ですよ。

 

 

社会システムのルールと、世間という想像・妄想の集合体は、別物ですから。

 

 

どうぞ、私の変わり者具合をご覧になりたい方は(冗談です)、ぜひ、相談室へお越しください。

 

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